人と犬が共生できる社会を実現するためには、犬による危害や迷惑問題を防止しなくてはなりません。犬と飼い主、周囲の方々がより良い関係を築くために、犬は「2K4S」を守って飼いましょう。
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犬を飼い始めたら、お住まいの市町(一生涯に1回)を行い、狂犬病予防注射(毎年1回)を受けさせましょう。
狂犬病は、発症したらほぼ100%が死に至る恐ろしい感染症です。日本では50年以上発生がありませんが、世界では毎年5万人以上の人がこの病気で亡くなっています。万が一日本に狂犬病が入っても周囲に広がるのを防ぐため、年に1回狂犬病の予防注射を受けましょう。
犬は鎖につなぐ、柵の中で飼養するなど「けい留」して飼いましょう。散歩の時も、必ずリード等を装着しましょう。
犬の生態や習性を正しく理解し、飼い主の責任として、最後まで愛情を持って飼いましょう。
犬が迷子になった時や災害発生時の対策として、首輪に鑑札、注射済票を付けましょう。脱落の心配の無いマイクロチップを装着すると、より効果的です。
不幸な命を増やさないために不妊去勢手術を適切に行いましょう。早めに手術を行うことでかかりにくくなる病気もあります。
ただかわいがるだけが愛情ではありません。人に危害を加えたり無駄吠えなどで周辺に迷惑をかけたりすることがないようきちんとしつけを行いましょう。
※動物愛護指導センターでは、基礎的なトレーニング教室を開催しており、一般の方も見学できますので、ぜひ、お問い合わせください。
栃木県では、人と犬が共生する社会をつくるため、10月を「正しい犬の飼い方強調月間」と定め、各市町や県獣医師会と連携して、犬の適正飼養の普及啓発を県下一斉に推進することとしています。
愛犬と幸せに暮らせるよう、犬の習性を理解し、ルールを守って正しく飼いましょう。犬の正しい飼い方について、詳しくは「犬は2K4Sで飼いましょう」をご覧ください。
ペットも受動喫煙により健康に悪影響が及ぼされる可能性があります。動物たちへの配慮もよろしくお願いします。